
1K3万まんこ付き物件─203号室(d_703780)を紹介。
制作:武者サブ

都心の外れ、駅からも微妙に遠い場所にひっそり建つ木造アパート「咲蓮荘」。
家賃3万円、1K、壁は薄く生活音は筒抜け。しかも心理的瑕疵アリ――いわゆる事故物件。
だが、このアパートには“もうひとつの特徴”があった。
壁にぽっかり空いた大きな穴。
そして夜になると、そこからゆっくりと突き出してくるのは……女の尻。
仕事を失い、雨風をしのげる場所だけを求めて辿り着いた男・法被。
新生活に期待する余裕もない彼の部屋には、なぜか壁に巨大な穴が残されていた。
「前の住人、何やったんだよ……」
そう思いながらも特に気にせず外出。
だが買い物を終えて帰宅した夜――その穴の向こうに“異変”が起きていた。
それは紛れもなく、女性のヒップライン。
しかも艶めいた下着に包まれ、あまりに無防備な姿で、こちら側へと差し出されている。
揺れる曲線。
白い太腿。
わずかに震える仕草は、どう見ても拒絶ではない。
「……嘘だろ」
戸惑いながらも手を伸ばすと、柔らかな弾力が指先に伝わる。
そっと撫でるだけで、ひくりと震える反応。
強く握れば、身体がぴくりと跳ねる。
向こうの顔は見えない。
どんな女なのかもわからない。
だが確かなのは、この“壁尻”が、触れられることを拒んでいないという事実。
ゆっくりと撫で回せば、熱を帯びていく感触。
指先に伝わる鼓動のような脈動。
理性と背徳感がせめぎ合う中、法被の呼吸は次第に荒くなる。
このボロアパートで月3万。
そして夜ごと現れる、正体不明の隣人の誘い。
なぜこんなことをしているのか。
誰なのか。
そんな疑問すら、熱に溶けていく。
壁の向こうとこちら。
顔も名前も知らないまま、ただ欲望だけが交差する。
木造の薄い壁一枚隔てた、異様で妖しい関係。
ぽっかり開いた“穴”が繋ぐ、背徳と快楽の夜。
咲蓮荘で始まるのは、新生活か――それとも底なしの誘惑か。
月3万円の部屋に隠された、甘く危険な秘密が、今夜も静かに蠢いている。